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・4B病棟【泌尿器科・婦人科・耳鼻咽喉頭頚部外科・リウマチ膠原病科・小児科】
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・東6病棟【精神科】
・外来
・血液浄化センター
・地域医療連携室
4A病棟は産科と小児科(NICU、GCU、新生児室)の病棟です。産婦人科外来の妊婦検診や助産師外来も担当しており、周産期の継続看護を行っています。身体的・社会的ハイリスクの妊産褥婦さんも多く、医師やMSWと連携をとるだけでなく地域との連携をとりながら、母子や家族が必要な支援を受けられ、地域で暮らしていけるよう調整をしています。助産師として、分娩時だけでなく周産期全般に関わることができます。アドバンス助産師も多いです。自分磨きに是非来てください。
子どもたちの持つ一人ひとりの可能性を温かい心で支えています。
小児病棟は、生後数日の新生児から15歳(中学校卒業前)未満のお子さんたちを対象に、一人ひとりの発達段階や個性に合わせてケアする病棟です。小さな子ども達から学ぶことは多く、時には悩んだりすることもありますが、小児科医と連携し明るく元気に日々のケアに努めています。また、小児外来の担当も担っているので、継続看護もスムーズに行えています。
西多摩地区で唯一の第3次救急医療施設で「断らない救急」を実践しています。救急外来、院内ICU、救急ICU・救急病棟の施設があり、小児科医とともに小児救急にも力を入れ、24時間、365日休まず診療を行っています。屋上ヘリポートでは、山岳地からの患者さんの受け入れを行い、救急外来では年間5,300台以上の救急車による搬送、約20,000人の患者さんを診療しています。
さらに災害拠点病院である当院では、医師、看護師、事務員で構成されたDMAT隊員が、DMATカーを活用し、要請に応え活躍しています。公立病院で初めて救急救命士を採用し、看護師と一緒に日々の救急看護に取り組んでいます。外来診療、救急入院、集中治療と幅広く多くの事を学べ、忙しい中にも使命感を持ち元気に働ける職場です。
日帰りが可能な局所麻酔の手術から脳・心臓血管手術、ハイブリッド手術、ダヴィンチ手術まで、予定・緊急を合わせて年間3,300症例の手術を実施しています。その中で看護においては、患者さんや家族が、安心して手術を受けられるように援助を行っています。
また中央材料室は、専門のスタッフが、手術に必要な各器械の他、病棟や外来で使用する器械の洗浄滅菌を一括で行っています。手術室スタッフは、夜間や休日は洗浄滅菌も行い、多岐にわたる業務に携わる専門性の高い部署です。
私たちは、様々な手術に対応できるよう知識・技術を研鑽し『急性期病院の花形』として、使命とやりがいをもって日々業務に取り組んでいます。
助産師に聞いてみました
新人看護師密着
救急看護認定看護師
手術室認定看護師
看護主任
市立青梅総合医療センターには専門的な知識や技術を持って活動している認定看護師・専門看護師・診療看護師・認定看護管理者が在籍し、各分野のスペシャリストとして活躍しています。
患者さんのケアを行いながら、医療スタッフへの指導、地域の看護師などへの研修や相談に応じるなど、各々が院内を横断的に活動するとともに、それぞれの分野の情報を定期的に共有し、様々な場面でスペシャリスト同士も協働しています。
患者・家族によりよい看護を提供できるよう、認定看護分野ごとの専門性を発揮しながら認定看護師の3つの役割「実践・指導・相談」を果たして、看護の質の向上に努めています。
認定看護師は、5年以上の実践経験を持ち、日本看護協会が定める教育を修め、認定看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。5年ごとに資格を更新しています。
●救急看護・クリティカルケア特定認定<救急看護> 西多摩医療圏唯一の救命救急センターとして、24時間365日、命に関わる救急搬送患者から直接来院される全ての患者さんに対応しています。院内の急変対応への学習会、急変予防の意識付けなど、どこで起こるかわからない急変に対し、予防的に関わっています。また、当医療センターは災害時には災害拠点病院の役割を担うため、有事に備えてトレーニングや準備を行っています。
●集中ケア・クリティカルケア特定認定<集中ケア> 集中治療室(ICU)におけるクリティカルケア看護の促進・支援、早期離床に向けたICUリハビリテーションの計画・評価を担っております。特定行為としては人工呼吸器の設定・調整を患者に併せて実施し、医師や臨床工学技士と評価をしています。また院内迅速急変対応チーム(RRT)の中核として組織横断的に活動をしています。
●小児救急看護 24時間365日小児患者を受け入れている医療機関は、実は少なく、当医療センターは西多摩地域で唯一その役割を担っています。質の高い小児看護を提供できるよう小児の心肺蘇生法や急変対応、子ども虐待などの勉強会を行っています。また、ファミリーサポートチームを立ち上げ、養育支援にも取り組んでいます。
●手術看護 患者さんが安心して安全な手術を受けられるように、手術前、中、後と関わり手術や麻酔による二次合併症の予防に努めています。「手術創以外の傷をつくらない」この言葉を胸に日々手術看護に携わっています。
●感染管理・感染管理特定認定 医療関連感染防止のため感染対策チーム(ICT)・抗菌薬適正使用支援チーム(AST)の一員として活動しています。院内では、入院中の方が安心して療養できる環境や対策の取り組みを行っています。院外では、地域の病院、施設等とも連携を行い情報共有などを行っています。
●皮膚・排泄ケア認定看護師 皮膚トラブルを起こしやすい、または起こした方(創傷)、人工肛門・人工膀胱(ストーマ)を造設される方、またはされた方(オストミー)、便秘や失禁などの排泄に関してお困りの方(コンチネンス)の3つの領域に関して、専門的なケアの活動を行っております。皮膚が健やかだと、患者さんの心も健やかになれると思います。患者さんの健康維持・促進のケアの役割を目指して活動しております。
●訪問看護 患者さんが医療依存度の高い状況でも在宅で療養するようになってきていますが、少子化や核家族化により、ご家族だけでは対応できない状況が多くみられます。私は、訪問看護の経験を活かし、多職種と連携を図りながら患者さん家族が住み慣れた地域で療養できるよう支援することを行っています。
●緩和ケア 緩和ケアは病気を診断された時から受けることができる医療です。わたしたちは病気による身体のつらい症状や気持ちのつらさをやわらげ、自分らしい生活をおくれるように患者さんとご家族のサポートを行っています。
●がん性疼痛看護 がんの痛みは、身体のつらさだけでなく心や社会生活まで大きな影響を及ぼします。痛みやつらい症状の緩和を行うために必要な薬剤の知識と技術を持ち、ケアを実践し患者さんの「QOL(生活の質)」を上げる支援を行います。
●がん化学療法看護 がん薬物療法は、抗がん剤・ホルモン剤・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬など、新規薬剤が進化し、薬の組み合わせが多様化しています。治療の選択肢が増えたことで、患者さん自身の副作用対策も必要となります。患者さんが治療に向き合えるよう、セルフケア能力を活かし、副作用対策を一緒に考えて、日常生活が過ごせるようにサポートいたします。
●がん放射線療法看護 放射線治療はがんの3大治療の1つであり、根治治療から生存期間の延長・症状緩和に至るまで幅広く適応されるようになりました。その中で看護師が治療に対する意思決定支援や有害事象を最小限に抑えるためのセルフケア指導、毎日の通院治療と生活が安心して行えるよう支援します。放射線治療はチーム医療です。多職種と連携し予定通りの治療が完遂できることを目指して行きます。
●リエゾン精神看護 患者さんが安心して治療に専念できる快適な環境作りのため、精神科リエゾンチームと認知症ケアチームで活動しています。身体の治療中に心の不調が生じた患者さんの相談や、職員のメンタルヘルスなど心と身体をつなぐケアを主に行っています。
●がん看護 がん患者さんとご家族は、告知、治療方法、治療の副作用、症状の緩和、療養といった様々な状況で不安を抱えて悩まれます。そのような患者とご家族の力を信じて支援し、医師や看護師、ソーシャルワーカー等、多職種と協同して活動をしています。
●家族支援 病気になると、患者さん本人だけではなく、ご家族も不安や悩みを抱えることがあります。そのような状況の時に、患者さんを含め、ご家族全体で本来もっている力を発揮し、安心して療養できるよう支援する活動を行っています。
診療看護師(NP)は患者さんのQOL向上のために医師や多職種と連携・協働し、倫理的かつ科学的根拠に基づき一定レベルの診療を行うことができる看護師です。5年以上の実務経験を有し、かつ大学院の修士課程において医学の知識と初期医療に関する実践を修了後に、認定試験に合格することで取得できる資格です。当医療センターでは令和3年度より運用を開始しました。
当医療センターの診療看護師(NP)は入職後に2年間の初期研修を経て、様々な診療科に配属となります。看護と医学それぞれの知識・技術を活用し、患者さんに対してはタイムリーな医療が提供できるよう、また医療者に対しては医師や看護師、その他職種をつなぐことができるよう日々活動しています。
患者さんやご家族、地域の方々に対して、より質の高い看護サービスが提供できるように、また、職員がやりがいをもって働き続けられる環境を作るために、様々な部門や人に働きかけて課題が達成できるように取り組んでいます。さらに、地域全体の医療・看護の質向上にも寄与できるように病院や施設、行政などと連携を図ることに努めています。